Love Songs

 

 

 Primeiro de Amor

 

 

 

 

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    Love Songs / Primeiro de Amor   ACDC-001

  定価:\2100(税込)  発売日:12月27日

  AMAZON: http://www.amazon.co.jp/Love-Songs-Primeiro-Amor-%E5%8A%A0%E8%97%A4%E5%B4%87%E4%B9%8B/dp/B0031LSW9G/ref=sr_1_16?ie=UTF8&s=music&qid=1262346671&sr=1-16

    HMV:http://www.hmv.co.jp/product/detail/3736869

    タワーレコード: http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=2021254&GOODS_SORT_CD=101

    WAVE:http://wavemusic.jp/cgi-bin/WebObjects/11ba0d8f688.woa/wa/read/11ba17099db/?jan2=0&jan=4582337060019

   disk UNION:http://diskunion.net/jazz/ct/detail/ACDC001

   その他全国CDショップ店舗及びネットショップにて好評発売中!

  

 ・参加ミュージシャン

 

   林 栄一 アルトサックス
   木村 純 アコースティックギター
   加藤崇之 アコースティックギター
   宅 朱美 ヴォーカル
   是安則克 ウッドベース
   高木幹晴 ドラムス
  

 ・収録曲


  1.BILHETE
  2. SO MANY STARS
  3.PRIMEIRO DE AMOR
  4.AUTUMN NOCTURNE  
  5.MEMORIES IN THE EVENING GLOW (夕焼けの想い出)
  6.SE TODOS FOSSEM IGUAS A VOCE
  7.OVER THE RAINBOW
  8.TWO FOR THE ROAD

  9.A TIME FOR LOVE

    10.SAUDADE

                                                      ※収録曲について

 

 ・その他

  プロデュース:ART/COM DESIGN 高木幹晴
  録音:高木幹晴 江間一裕 編集・MIX:高木幹晴
  録音期日:2009年5月〜11月

  録音場所:オルガンジャズクラブ、なってるハウス、スタジオ悠、スタジオフォルテ

  ジャケットデザイン・写真: 高木幹晴

 


  LOVE SONGS / Primeiro de Amorとそのミュージシャン達
  

  僕は現在シューミーこと宅朱美のSOLというフリージャズグループにドラマーとして参加している。 2002年に僕は自主レーベル

  ART/COM RECORDS という自主レーベルを立ち上げ「溺愛/BLIND LOVE」というスタンダードジャズ寄りのリーダーアルバム

  を初めてリリースした。 この時、初めて加藤崇之と演奏する機会を持った。彼についてはフリージャズ、即興演奏家としてのイメ

  ージが強かったが、その歌心溢れるプレイに驚いた。素晴らしい演奏だった。 その後、彼から「高木とは絶対合うから」とシュー

  ミーを紹介され、そのうちシューミーの即興演奏グループに時々参加するようになり、最終的にシューミー(p、vo)、杉山茂生(b)、
  そして僕がドラマーとして参加した即興演奏中心のピアノトリオに落ち着きそのグループを「SOL」と名付けた。シューミーと出会

  ってから、何度か彼女のスタンダードやボサノバを聴く機会があって「こんな素晴らしいボーカリストが日本にもいるんだ」って、、

  中学生のころからのジャズヴォーカルファンだった僕はほんとにびっくりした覚えがある。 彼女独自のスタイルが色濃くあっても、

  全てがジャズを感じさせる。 それに彼女のバラードはとにかく深くてロマンチックなのである。切ないのである。こんな感じを持た

  せるヴォーカリストは、日本には彼女をおいてほかにいないだろうと思う。それはその後どんな日本人ジャズボーカリストを聴いて

  も変わらない。そんな思いもあって、彼女の入ったラブソングアルバムをリリースしたくなった。僕の周りのミュージシャンは殆どが

  アヴァンギャルドな音楽を演奏しているミュージシャンばかりだが、スタンダードも一流なミュージシャンが多い。今回は今では日

  本のアルトサックス奏者では巨匠といっても過言ではない歌心溢れる林栄一、前回のアルバムにも参加した天才ギタリスト加藤

  崇之、そして僕の一番好きな歌手であるシューミー、そしてこのメンバーならこの人をおいて居ないだろうベーシストの是安則克、

  そして数年前知り合ったボサノバギタリストの木村純に参加してもらった。木村純は今回参加してしたミュージシャンの中ではか

  なり異色である。 というのも、色々な事情で彼は50歳になってからプロになったのである。 とはいっても、彼のボサノバミュージ

  シャン歴はアマチュア時代を含めれば40年以上のキャリアをもつのだが。数年前テレビ番組を見て彼を知った僕はなんだか彼に

  とても会いたくなって、翌週に銀座のライブハウスまで会いに行った。想像通りの好人物で、好中年青年というか、癒し系オジサン

  というか、ブラジル系紳士なのだ。 彼の音楽は彼の人物そのもので、音を聴いてくれというしかないだろう。アルバムに優しい心を

  添えてくれた。 

  こうして、ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、自然音とのミックス等とスタイルを変え録音した「LOVE SONGS / Primeiro

   de Amor」は出来上がり、優しく、深く、歌心溢れる秀作になったのではないかと思う。
  とにかく、日ごろアヴァンギャルドミュージックを演奏しているミュージシャン達に、ラブソングなどと無茶なお願いをしたのにも係わら

  ず快く引き受けてくれたミュージシャン達に感謝。